最近、この方法で
インプラントを入れる機会が増えてきている。この方法は右腕か左腕の採血をする要領でまずは点滴をし、その中に麻酔薬を少量流しながら意識があるかないかの境目の状態で麻酔医が管理をしていく。
手術中は痛みはほとんど感じない状態で手術を終えることが可能である。私の病院では麻酔専門医の先生にお任せしているので安心してこの方法を受けることが可能である。この方法が特に有効なのは怖がりな方、凄く緊張される方、血圧の高い方などで効果的である。
今日はこの方法で2本の
インプラントを植立した。過去に私が細心の注意を払いながら3回の
インプラントオペをしてきたが、実際にどれくらい違うのか聞いてみた。すると『今まで一番楽だった。それでほとんど記憶がないし痛みはぜんぜん感じなかったですよ。先生はいましたか?』なんて質問が出た。
当然のことながら私、星野が執刀をして
フラップレス法で大体15分ぐらいで終わっているので存在感がないのだろう。静脈鎮静法と
フラップレス法の組み合わせは最強である。手術も痛まない、術後も痛まない、腫れないということで全てにおいてパーフェクトである。
インプラントが怖くて踏み出せない患者様には絶対にお勧めである。この方法で多くの方が歯の悩みから開放されるのではないかと思う。