歯周病治療と
インプラント治療は切っても切り離せない関係にある。歯周病は歯の周りの歯を支持する骨が溶けていく病気であり、
インプラント治療は骨が溶けて歯が抜けた部位を回復する治療であるからだ。歯の周囲の骨が溶ける＝歯茎の中の歯周病菌が骨の組織にまで進行して骨の細胞を侵食することを意味している。
インプラントの失敗の原因のひとつには、やはり、歯周病菌（汚れ）による骨へ感染があり、自分の歯と同様に
インプラントも歯周病になることが知られている。
歯周病が進行しているかどうかはレントゲンやCTによる歯の周囲の骨の状況とポケットプローブと呼ばれる細いゲージを歯茎のと歯の境目の歯周ポケットに入れて溝の深さや出血の有無を測ることから容易に診断できる。１〜３�个離櫂吋奪斑佑能亰譴�なければ正常であるが出血があれば炎症が起きて歯周病もしくは歯肉炎になっていることを意味する。さらに4�舒幣紊離櫂吋奪斑佑妊譽鵐肇殴鵑嚢�の吸収像が認められれば完全な歯周病であり６�舒幣紊禄転匹任△襦�
６�舒幣紊△覺擬圓気鵑呂い困譴修了�が抜け落ちるといって間違いないだろう。この状態を放置すれば毎年骨のレベルが減少して骨の中に埋まっている歯の全周を溶かし歯の支持を奪い、動揺をおこし
抜歯の運命をたどるのである。
多くの患者さんがまずは欠損部の治療をご希望されるのは良く解るが、いまは問題がない歯も歯周病予備軍であることを理解してもらいたい。
なぜ歯が抜けてしまうのか？よく考えてもらいたい。日ごろの自分の管理（間違ったブラッシング法）が行き届いていないから歯がなくなるわけであり他の正常者に比べてなんらかの全身疾患をお持ちの方や、たばこ、お酒なおどの生活習慣に問題があると考えれれる。
最近のペットブームにより犬にねこ
虫歯や歯周病が多くなっていると言われている。これは人間と同じような食生活に近くなり、糖分の過剰摂取や繊維質の食品摂取不足によるところ大きい。本来動物は歯を磨かなくても
虫歯や歯周病にはならないはずである。
上記のような食生活に対しては１日３回の正しい歯磨きで対処するしかない。人間は手が使えるのだから自分で自分の歯を
予防することが出来るはず。自身のない方は定期的な通院間隔を３ヶ月以内としプロの歯科衛生士に
予防してもらうしかないだろう。
正しい、磨き方と歯石や汚れの除去を定期的に行えば
予防できるのである。しかし、多くの患者さんは相当に悪くなってから通院されるのでその時点から一生懸命したとしても限界がある。歯の周りの骨は一度吸収破壊されれば基本的には元には戻らないのだ。現在の歯周病治療はこれ以上進行させないようにすることしかできないのだ。治療をしてこれ以上悪くならないように維持させるのが目標となる。すでにひどく悪くなったものは
抜歯となり６�舒幣紊里發里魄飮�させるのは条件がいい場合に限る。
当医院における歯周病（歯槽膿漏）治療の流れ
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歯周病（歯槽膿漏）は歯を支える周りの骨が溶け出す病気です。そこで当クリニックでは歯の周囲の骨のレベルを測定する従来のEPP検査に加え、CT検査をおこなっています。CT検査によりさまざま情報がえられ、患者さんが自分の歯茎の中の状態を視覚的に3D画像で色々な角度から見ることが出来ます。
左一番下の画像は正常者のもので歯の周りの骨（歯槽骨）が歯の
根の周りを囲っているのが判ると思います。
右一番下の画像は異常者のもので、歯の周りに大きな黒い隙間があり、
根の表面が露出してきているのがわかると思います。このような場合は歯周病治療が必要となります。
歯周病（歯槽膿漏）の治療において、現在の保険制度では最良の治療を施すことは不可能です。一番の問題点はメインテナンスに制限があることや治療法に限りがあることでしたが、保険の範囲内では治らなかった重度の歯周病も最新の治療法を駆使することで歯の寿命を長びかせることが可能になりました。（再生治療）当院ではほとんどの歯において3ミリ以内の歯周ポケットのもので問題がないと判断した場合のクリーニングに関しては保険で行いますが、それ以外の重症の場合や治療期間がかかると思われる部位に関しては患者さんの了解の元ですべて自費の治療となります。
1． まず初診時に、歯周病（歯槽膿漏）の検査を受けて頂きます。（保険内治療）基本的に検査をおこなった担当歯科医師と歯科衛生士が最後まで担当させていただきます。
パノラマレントゲン検査（保険）
歯周ポケットEPP検査（保険）
CT検査（自費5250円）
※パノラマレントゲンと歯周ポケットEPP検査で必要な場合で歯周病治療が必要な場合、撮影させていただきます。
2． 検査の結果の報告と今後の治療計画を説明します。
3． 患者さんの了解の元で治療を開始します。
4． 歯周ポケット検査で
3ミリ以内の部位 → 簡単な歯石除去のみ（保険内治療） すなわち正常者
4〜5ミリの部位 → 歯周ポケット掻爬術の適応＋特殊薬剤の使用（自費）
6ミリ以上の部位 → フラップ術の適応＋特殊薬剤の使用（自費）
保存不可能なもの →
抜歯後、
インプラント、ブリッジ、
義歯を選択
■重症進行性の患者の場合
重症の進行性の歯周病の場合、クリニックの治療終了後の患者自身のブラッシングや定期的なメインテナンスが必要不可欠です。3ヶ月以内のメインテナンスが出来ない場合は再度歯周病が進行する可能性が高いのです。
この場合はすべての歯茎の管理をして行かなくてはいけませんので特殊な処置の内容の場合を除き30分あたりの治療費となります。
専属の歯科衛生士によるブラッシング指導、歯石取り、プロフェッショナルクリーニング、1〜3ヶ月以内の短い定期検診が必要となります。
1回約60分 10500円 30分の場合 5250円
■部分的に歯茎が悪い場合で特殊な治療が必要な場合
歯周ポケット掻爬術
4〜5mm以上の深い歯周ポケットに対して歯茎に麻酔をして深い部位の歯石や歯垢を取る治療法（上下28本の場合5〜6回必要）
30分5250円 60分10500円
フラップ術
6mm以上の歯周ポケットに対して、歯茎に麻酔をして歯茎を開き、探い位部の歯石や歯垢を取る方法
1歯につき15750円
エムドゲインによる骨再生術
歯の周りの骨が一部分のみ溶けている場合に有効でフラップ術と同時に行われる新たな骨を再生するスウェーデンで開発された最新の治療方法。
1手術につき（2〜3歯同時に可能）63000円＋フラップ術1歯につき15750円
■クリーニングのみ必要な問題のないケース
この場合は保険治療の範囲でおこないます。ただし半年以内の2回目のクリーニングは自費扱いとさせていただきます。
2回目以降は30分 5250円
5． 術後2〜3週で、再度歯周ポケット検査を行い治療の結果を説明
6． 治りの悪い部位に関しては、フラップ術やエムドゲイン治療を試みます。
7． 治療完了後は1〜3月後の定期検診にいらして頂きます。このリコール間隔は理想的には3ヶ月以内ですが重症進行性の歯周病では1ヶ月に1回のメインテナンスが必要です。
■すべての歯周病におけるメインテナンス費用
すべてのケースの歯周病に関してメインテナンスは
１５分 ２６３０円 30分 5250円 ４５分 ７８８０円 60分 10500円 となります
ちなみに
星野歯科では歯周病治療（３�舒幣紊僚亰譴里△詈�は歯周病とみなしすべて自費扱いとさせていただいています。保険治療では理想的なきめ細かい歯周病治療はできないと考えています。保険治療をご希望される方は
高野デンタルクリニックにいらしてください。
歯周病治療なくして
インプラント治療もありえない。
インプラント治療と歯周病治療は
星野歯科駒沢クリニックです。
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