今日は数週間前に紹介した研修医の先生が診療補助でいらした。以前にも何度かブログで書いてきたが、来年で私もついに40歳代に突入する。50歳までのの10年間をどのように生きたらいいか考えていて、将来の日本の歯科医療のためにこれからは教育にも力を入れて行こうと決意したところだ。20,30才代の頃は全てが自分のために働いていたように思う。
そうした中でやる気のある若者が私のクリニックに飛び込んできた。私は常にやる気のあるスタッフと働くことで自分もやる気になる。お互いを刺激し合える関係が最高である。
やる気があっても実行しなければ何も意味がない。とにかく歯科の技術は習うものではなく盗み取るものだと思う。昔の師匠と弟子の関係と同じである。師匠が親切丁寧に教えるときはまずない。ある程度の基礎は教えるがそれ以上に関してはとにかく自分で学ぶ、盗み取るべきだと思う。新しい技術を得るということはその技術を真似することなので、自分で何が要点なのか注意深く凝視することだ。そしてすぐに真似て試す。これを何度かすれば本当の自分の技術として定着するのだ。 |