矯正治療をされている患者さんからよく聞かれることはあとどれくらいで治療が終わりますか?といった質問である。小臼歯を
抜歯したかどうか?装置が裏か表か?ワイヤーがメタルか白いか?大臼歯を大きく動かす必要があるケースかどうか?で大きく変わる。
金属のブラケットで金属のワイヤーの表の装置を基準にした場合
抜歯ケース 18〜24ヶ月
非
抜歯ケース 12〜18ヶ月
これがまず基準となる。装置に関していえば表と裏で6ヶ月ぐらいの差が出るように思われる。ワイヤーの種類に関しては白いコーティングワイヤーではすべりが悪いので3〜4ヶ月ぐらい遅れがあるように思う。
さらに大臼歯の後方移動や上方移動を行うケースではこれ単独では行えず
インプラント矯正アンカーが必要でプラス12ヶ月は考えたい。
矯正治療期間を短縮させたいのであれば
デーモンシステムがいいと思う。治療のチェアタイムが半分ぐらいで通院回数も減らせてさらに動きが早い。この装置であればマイナス3〜4ヶ月といったところだと思う。
現在私は
矯正の患者さんを100人弱抱えており、歯の動きを比較してのコメントである。