ここ最近の傾向として
矯正治療と
審美歯科の患者さんが増加している。特に
矯正治療において多くのご希望の患者さんが多数いらしている。今日は2人の新規の患者さんで歯の形や色をかえてほしいという要望の患者さんがいらした。若い患者さんは前歯の見た目の重視され、中高年の患者さんは欠損部の機能回復で
インプラント治療をご希望される方が多い。
私も若ければまずは見た目を重要視するだろう(まだ若い?)
しかし、奥歯の治療も非常に重要でどんなに見た目だけがよくても将来的には大きな
トラブルにつながりやすい。すべての治療はバランスである。奥歯を安定させその次に前歯をきれいにするのが本来の順番である。
私が歯の被せ物よりも
矯正治療を勧める点は歯にダメージを与えることなしに歯並びをきれいにできるからである。しかし、若い患者さんは時間という要素を重視していて見た目とはやさ即ちすばやくきれいにしたいという願望が強い。
20歳代の若い患者さんは多くの出会いや別れを経験する時期であり大きな変化を求める年頃でもある。
セラミックによる修復物はすばやく口元の見た目をきれいにする手段としては手っ取り早い手段であると思う。永久的に長持ちする被せ物があるならば多くの患者さんをこの手法で治療したいと思う。
とにかくいろいろな方法で歯を治すことは可能ではあるが私の
根底にある考えはいかに長持ちさせるかである。