インプラントの治療方法がこれから先大きく変わることはないと思いますが、
インプラントの世界で今一番注目を浴びていることはいかに治療期間を短縮させるか?
インプラントの植立から
インプラントが使えるようになるまでの時間を短縮させる方法はいくつか存在する。
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抜歯即時埋入即時加重法
この方法は
インプラントが必要な
抜歯部位を１日で
抜歯しさらには
インプラントと骨が定着する前に歯の頭を仮のもので入れる方法である。すなわち
抜歯したらその日のうちに歯が入る方法である。この方法では骨の硬さと
インプラントがしっかりと緩みなく埋められたかが勝負となり、骨と
インプラントが４週間で結合するＳＬＡｃｔｉｖｅ、ＨＡコーティングタイプ、初期固定のよいSpeedygroovey，テーパードスクリューベントが向いていると思う。
禁忌と思われるのは前歯の部位であろう。
抜歯をしてすぐに
インプラントを入れると将来歯茎のラインが相当に変化するのでこの場合は
抜歯して６〜８週間待ってからの植立が向いていると思う。それと柔らかい骨ではまず出来ないので１００％狙って出来る方法ではない。あまりお勧めできない方法である。
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抜歯即時埋入法
抜歯をしてすぐに仮歯をいれない方法なので前歯以外ならばよほどの炎症がなければ可能で上記とほぼ同じ。しかし、歯を入れるのは４〜１２週間後。
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抜歯後待時埋入
この方法は確実な方法で前歯の場合は
抜歯して６〜８週間経過してから
インプラント植立を行う方法。粘膜が完全に治癒しているので増骨をするときの感染のリスクが少ない。歯が入るのは４〜１２週間後。
�ぢ┿�加重法
すでに
抜歯されている部位に対して１日で
インプラントの植立と仮歯を入れる方法。代表例はａｌｌ ｏｎ ｆｏｕｒ法。硬い骨への植立で３５Ｎ以上のしっかりした固定が得られた場合にのみ即日に仮歯をつける方法。
１００％狙って出来る方法ではないがCT検査である程度予測可能。
このように
インプラントの種類に関係なく日本でも� ↓�のような即時加重法で
インプラントが植立されるケースが増えている。しかし、この方法は安易にやるべきではないと考えている。通常の植立よりも正確さが求められ、感染
予防や咬合調整に気をつけなければ骨との結合を阻害してしまうこともあるからだ。
次に
インプラントの種類により治癒期間を短縮させる方法がある
骨と
インプラントが結合する期間が短いものを使用すれば確実である。
ＨＡ系、ＳＬＡｃｔｉｖｅ，オッセオスピード、は４週間で骨と結合するので１ヶ月で歯を回復することが可能である。
ＳＬＡは６〜８週間、
ノーベルバイオケア社のブローネマルク、リプレイス、アストラテックのタイオブラストは結合があまりよくないので下顎で３ヶ月上顎で４ヶ月待つことにしている（ＳＬＡに比較して言えば）
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