ここ最近毎日、
ジルコニアに関するやりとりをラボのメンバーとしている。昨日、前歯4本に
ジルコニアセラミッククラウンをいれて見ても患者さんの評価は非常に高い。従来のセラミッククラウンと比較すると明るく生き生きとした歯に仕上がっている。
ジルコニア特有の白さから健康的な白さが再現されている。これからは私独自の呼び名で
『ジルコホワイトクラウン』と呼ぶことにしよう。よく患者さんにセラミッククラウンの場合は数年が経過した場合に歯茎が退縮して
根元が黒く見えてくる現象が起きてくる。ブラックラインの出現である。これは審美的に非常にマイナスで見た目に影響が出てきてしまう。
これに対してジルコホワイトクラウンの場合は全てを光透過性のあるセラミックと
ジルコニアフレームで作るためにブラックラインが出現しずらい。それと歯茎との相性が抜群にいいことを経験している。従来のセラミッククラウンでは歯茎と馴染みに数ヶ月が必要であったがジルコニホワイトクラウンの場合はへばりつくように歯茎が被せ物と一体化する。
その理由として生体親和性がチタンと同様にいいからだ。
人気ブログランキング