今日は、午後から私用があり16:00で診療を終わる。その中でとても密度の濃い治療となった。
インプラントの植立のオペ1件、サイナスリフト(上顎骨の増骨)術のオペ1件、
インプラントの二次オペ1件、
矯正患者さんの調整3人、前歯6本
インプラントの上部構造の装着。
今日の
インプラントの植立は私が一番信頼をおいている
ストローマンITI
インプラントである。この信頼はどこから生まれてくるものなのか?
インプラントの信頼性とはなんだろうか?と考えたときに私が答えるとしたら
『インプラントの信頼は長年のデータが蓄積されていて長期10年以上の生存率の高いもの、シンプルで使いやすくどのような患者さんに使用しても安心感があるもの、骨と確実に結合するもの』と答えるだろう。
インプラントは日本で30種類ほど市場に出回っており全ての
インプラントを使いこなしている歯科医はたぶんいないだろう。私もこのうちの10種類ほどしか経験していない。10種類の中で同じような方法で同じような期間で治療を進めて行ったときに違いを感じることがある。△△
インプラントは問題ないのに00
インプラントは骨と結合していなかった。このような経験を私はいくつもしているのでその中でやはりITI
ストローマンインプラントがよいと考えるようになった。
もうすぐ今年一年が終わろうとしているがいまのところ、今年の私のオペ後に抜けた
インプラントは2本となっている。まだ統計をとっていないがそれでも300本以上入れているので成功率は99%以上ということになろうか。1本は骨が非常に硬くしかもその隣に
根の病気がある歯が存在し残念なことに3週間後に抜けてしまった。しかし、もう一度やり直しをしていまのところ順調に経過している。もうひとつは総
義歯の患者さんに対する
インプラント植立で骨が5mmの高さしかなくサージ
ガイドを使用してなんとか骨のわずかに残っている位置にピンポイントで植立することが出来た患者さんだった。4本の
インプラントで
インプラント義歯併用を予定していたがそのうち1本を失い
義歯の設計を変更することで対処することになった。
インプラントが抜けるということは非常に稀なことであると思う。抜けたほとんどのケースはもともと非常に骨の厚みや高さなどの条件が悪かった方や数名の同じ患者さんで何本か抜けたケースに限られる。それほどいまの
インプラントは正確に行えばまず失敗はない。
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