歯科における
ジルコニアの応用がこれからの歯科世界を大きく変えていくだろう。
ジルコニアとは人工ダイアであり金属に置き換わる可能性を秘めた素材である。
いま、ほとんどの患者さんの歯の治療で装着されているものは金属が多いと思う。日本の保険制度で奥歯は金銀パラジウム合金とレジン樹脂しかつめる材料がないからだ。それと以前は歯科医師の中で一番よい詰め物は金合金の詰め物というのが常識であった。金属は加工しやすいという特徴があるが錆びるという欠点があり
金属アレルギーになる可能性がある。
ジルコニアは加工しにくいという欠点があるがその反面錆びず、アレルギーを起こさない生体材料である。欠点である加工については最近
CAD/CAMと呼ばれるコンピューターで外形を読み取り正確に機械加工削りだすことが可能になったことからいよいよ実用段階にはいった。
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この削りだしの機械は世界でも10~20社ほどが開発を進めている。その中の
セルコンは日本でも世界でも最も早く普及している
CAD/CAMである。
日本の松下電工もこの
ジルコニアを加工する
CAD/CAMを開発して売り出そうとしている。日本の精密加工技術は歯科でも応用されつつある。