インプラント治療は歯が完全に抜けたい部位にチタン性の
インプラントを植立することで歯を回復させる治療法であるが最も重要なのは昨日の
矯正と同じく診査と診断である。
インプラントの場合は骨に関しての診断が中心となる。骨の厚み、高さ、形状、骨の質からすぐに
インプラントが入るのかそれとも骨を増やしてから出ないと
インプラントが入れられないのかを診断する。骨がない場合はどのような増骨方法が必要になるのかを考える必要がある。
骨の高さに対する診断は通常の歯科医院のパノラマレントゲンで十分である。しかし、骨の厚みや形状、質に関しての情報は
CT撮影になしには判断がつかない。
2年前までは
CT撮影を限られた
症例でのみ行っていたが
CT撮影装置を導入してからは100%の
症例において必ず撮影し、
インプラントのシュミレーションをおこなっている。2年前と比較するといろいろなことが大きく変わり患者さんに対しても安心感と確実性を与えることができるようになった。高度な
インプラント治療には必ず必要な検査であり初めての患者さんにはお勧めする。