ここ最近急増しているのが他の歯科施設で撮影した
CTデータを持ち込んだセカンドオピニオンの依頼である。いろいろな
CT装置が日本でも出回ってきたがモリタ製の3DXのデータとの相性が悪い。この装置の画像は非常に優れた解像度を示すもののBMP形式で世界的に共通のDICOM形式(オプション)に対応していないために
インプラントのシュミレーションソフトが使えない欠点がある。しかし、一応ビューワーがついているので診断はそれなりにできる。今日の
インプラントオペ患者さんは他の施設で撮影したフィルム画像を持参で相談された。そして明日の
インプラントトラブルケースの相談の患者さんは他施設で撮影した
CTデータを郵送で送られセカンドオピニオンにのぞむ。
やはり
CT撮影なしにはここ最近は
インプラント治療をするのは怖くなってしまった。
それだけ
CTから得られる情報量は今までのレントゲンの100倍ぐらいあるからだ。
他の施設で
CTを撮影したらデータを
CTに落としてもらい常に保管することをお勧めする。そうすればなんらかの形で他の歯科医院で診断が出来るからだ。