予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:Nobel　Active　セルフタップセルフドリル

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2007年 05月 21日 ( 月 ) インプラント最新情報

Nobel　Active　セルフタップセルフドリル

全く新しいコンセプトのインプラントが開発されていた。ネーミングもITIストローマン インプラントを意識したようなもの。形状はオガインプラントやアンキロスとほぼ同じでセルフタッピング、セルフドリリングのインプラントである。狭い顎堤に対して通常はリッジエキスパンション法による拡大が必要であるがこのインプラントの場合は１つのドリル（たぶん直径２．８㎜）でそのままインプラントを植立できる。インプラントの形状がにんじん型で自ら骨を穿孔し骨を拡大押しのけながら埋もれていくようなイメージである。そして途中まで曲がった方向に植立しても途中から方向を補正できる利点があるとてもユニークなインプラントである。しかし、経験と症例をよく検討しない痛い目にありそうなインプラントである。
骨質は２~４度で比較的海面骨の多い上顎で有効であることが推測される。骨質１度では無理だろう。そしてこのインプラントも即時加重用である。データは３年未満のものしかなかった。

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