予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:増骨か増骨なしかの選択は？

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2007年 05月 29日 ( 火 ) インプラント症例

増骨か増骨なしかの選択は？

昨日同様に午前星野午後篠山でインプラントのオペを行う。

今日のインプラントオペの患者さんは以前に上顎無歯顎の患者さんに対して前歯４本にドルダーバーと呼ばれるインプラント義歯を装着した方で大変インプラント治療に理解を示されていて次のステップとして完全固定式への変更を希望されて追加のインプラント植立となった患者さんである。臼歯部の骨の骨の高さがなく今回は右に追加のインプラントをソケットリフト法で植立し左側は骨の高さが２ミリほどしかなかったのでサイナスリフト法で増骨となった。このようなケースにおいてどのような方法を取るかはドクターの考えで相当に治療法が変わってきてしまう。

私の場合はなるべく患者さんのご希望を第１選択とし楽な方法で確実な方法を勧めるようにしている。先日のノーベルバイオケア関係のコンセプトで治療法を決めると多分このようなケースでは傾斜埋入法＋ショートインプラント植立で対応することになるだろう。しかし、より確実な方法といえばやはりサイナスリフト法などの増骨をおこなってからのインプラントを植立することだと思う。過去に短いインプラントをこのようなケースにおいて仕方なしに植立して３年ぐらいは問題なく経過して７年ぐらい経って力負けして抜けたケースを２～３経験しているので３年ぐらいのデータは全く信用できない。３年で抜ける場合はなにか最初から問題がある場合である。患者さんが増骨を嫌うかどうかは患者さんに利点をしっかりと説明するかどうかにかかっていると思う。最終的にに患者さんとしては長期そして生きている間は一度入れたインプラントで咬めんでいきたいと考えているからである。

今日のインプラントオペデータ

右上５番　直径4.8mm×８㎜　ＳＰ　ITIストローマン インプラント
フラップレス法
左上６番部　サイナスリフト法
オペ時間７５分間

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