今日は一日限界に近いほどの治療内容だった。治療を希望される患者さんは増える一方でありうれしい反面毎日が戦場でもある。難しい患者さんが溜まるのもしょうがないだろう。誰でも出来るような治療に対しては私は必要とされていない。手を抜くことは簡単であるがそれをしてしまったら終わりである。遠方からそして多くの知り合いの紹介患者さんばかりの中では全てにおいて全力を尽くすしかないのだ。それと全ての患者さんがもしも自分の口の中の状態だったらどうするかということを常に考えるようにしている。患者さんに喜ばれる治療とは何か?それにはどうしたらいいのか?患者さんの求めるものは何か?
よく理想的な治療のために患者さんの意志を無視して強引な治療をするドクターがいるが常にその患者さんのことを自分と置き換えて考える必要があると思う。それが本当の歯科医師像だと思う。
そんな中で午前中は1件のオペが入っていた。
今回は上顎左右の臼歯部に骨がほとんど内ケースでしかも前歯の骨の厚みもないケースでいわゆる難
症例である。どうすれば治せるかを考え患者さんが楽な方法を選択すると今日のオペ内容となった。静脈鎮静法により上顎左右の臼歯部にサイナスリフト法を同時に行うことである。さらに1ヶ月後に再び静脈鎮静法で前歯のベニアグラフト法をおこない、6ヵ月後に7本の
インプラントを入れる治療法となった。
今日の
インプラントオペデータ
静脈鎮静法併用
上顎右上5,6,7部位及び左上4,5,6,7部位にサイナスリフト法による増骨
オペ時間80分以内
午後からは
矯正治療の患者さんが8人ぐらいだったかな。