今日は
インプラント相談の患者さんが2件あった。一人目の患者さんは私がおこなった
インプラント患者さんの奥様である。その当時は、コーヌスタイプの
義歯が主流だったようで、夫婦揃って似たような
義歯が口の中に装着されていた。コーヌスタイプの
義歯とは、欠損部に近い歯を全周削り円柱形の金冠を被せその上から
義歯を装着するタイプである。健康な歯を削ってしまうことや歯周病や
虫歯になりやすくなることから、私は過去に2~3ケースしか行ったことがない。この場合は欠損部に
インプラントを植立して金冠には削りなおして被せ物をする必要性がある。すなわち非常に無駄な治療をすることになる。欠損部ができた時に、すぐにそのまま
インプラントを入れていれば何も問題は生じなかったはずだ。
2件目の患者さんは2~3年前に私が下顎の右側に3本の
インプラントを植立下患者さんで、その後、近所の歯科医院で左側の治療をしたら左側は
義歯を勧められたそうだ。そこの歯科医院では
インプラントは難しいということらしい。CT検査をおこない、シュミレーションをしたところ、歯の
根の先に大きな膿ができていたので、こちらの歯は
抜歯してから2〜3ヶ月待つことで問題なく
インプラント植立ができるようだった。
インプラント治療を行う上で一番大事なことは検査と診断であり、植立の技術である。正しい計画の上でおこなえば大きな問題にはならないはずだ。
インプラントの植立に関してはどんなに経験があっても決して油断してはいけないと、ここ最近強く思う。
午前中には今回で5回目ぐらいであろうか?
インプラント治療の大ベテランの患者様である。つい最近以前に他の歯科医院でおこなった前歯のブリッジが外れて壊れてしまい、欠損部には
インプラントでブリッジの土台は被せしを計画した。
本日のオペデータ
右下1番 直径3.5mm×9.5mm
アンキロスインプラント植立
切開法
骨質3度
治癒期間2ヶ月
オペ時間15分以内