今日は蒸し暑い梅雨のためだろうかやたらとキャンセルがあり、おかげで原稿がほとんど完成近くまで仕上げることが出来た。そんな中でもインプラン治療の相談2件、
矯正相談1件があり、私はほとんどの患者さんが
矯正装置の調整となった。
最近多いのが他の歯科医院からの
矯正治療の続きである。これは
インプラント治療にいえることでもある。
星野歯科=飛込み寺 状態ではあるが誰かがこのような
症例に対して治療をしていかなければいけないと思う。確かに他の歯科医院で行われた治療の引継ぎはいろいろと問題が多いので苦労することもある。そしてなによりも患者さんの求めるものがとても高いレベルにまで押しあがっていることでいろいろな面でフォローしていかないといけない。
今回の
矯正治療も去年の秋からスタートをして現時点で9ヶ月を経過していて未だに目処が立っていない状態であり、診断の重要性を感じた。欠損部をともなった
矯正治療患者は
インプラントやブリッジなどの被せ物や噛み合わせの知識と歯並びの
矯正の知識をともに持っていなければバランスの良い治療は行えない。
矯正医は欠損部を無理やり閉じようとする傾向にあるが補綴医はその逆ですぐに歯を削って被せ物で歯の向きを変えようとする。すなわちどちらかに偏ると間違った治療法になることを意味する。
私は最初は補綴医であり外科医でもなく
矯正医でもなかったが、長年いろいろな
症例を重ねることにより結局は全てができないと良い治療は出来ないという思いから今では全ての分野の治療をおこなうことになった。そして
インプラント治療や
矯正治療が主体になったのには訳がある。歯を削らないで最も効率よく長持ちが出来る治療を考えると歯並びは
矯正、欠損は
インプラントで被せ物はアレルギーのない
ジルコニア修復で治して行けば
義歯のいらない長期経過のよい口腔内環境になるという結論に達した。そしてこのブログのタイトル『究極の歯科医療を目指す』ことになった。