予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:インプラントオペ２件

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2007年 07月 06日 ( 金 ) インプラント症例

インプラントオペ２件

今日は午前中に篠山先生によるサイナスリフト（増骨）が行われ、私は午後から４本のインプラント植立をおこなった。この患者さんは既に９本ほどのインプラントを植立されているが過去に３本のインプラントが抜け落ちている。その最大の理由は重症の歯周病にヘビースモーカーということに尽きる。オペ直後の傷口の治りがいつも悪く炎症が強く出てしまう。失敗患者さんの共通点は上顎、喫煙、咬合力、歯周病といったことに尽きる。今回はインプラント失敗から既に１年以上が経過してからの再手術であり追加でさらに１本の計４本の植立である。一度インプラントのよさを経験している患者さんは失敗はあまり恐れない。私の過去の経験で２度目のオペではほとんどの患者さんを成功に導いている。インプラントができなければ義歯で過ごすしかないことを多くの患者さんは経験しているので固定式のインプラント治療を求めるのである。

今日のインプラント植立データ

左下６番直径4.8mm×８㎜　SP ITIストローマン インプラント植立
左下7番直径4.8mm×6㎜　SP ITIストローマン インプラント植立
この部位は既に２回目の植立です。

左上２番直径4.１mm×１０㎜　SPSLActive ITIストローマン インプラント植立
左上４番直径4.１mm×１０㎜　SPSLActive ITIストローマン インプラント植立
２番は近心傾斜埋入術式（１番にすでに傾斜埋入されているため）
４番は遠心傾斜埋入術式（５番以降上顎洞があるため）

とにかく２回目の方がオペは難しくなりますね。

初期固定は全て良好
治癒期間は２ヶ月
オペ時間約６０分間

とにかく最近は難症例ばかりでまともな症例はありません＝すなわち成功率も落ちます。

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