一昔前まで
矯正治療は敬遠される傾向にあった。このことは私が中学高校時代にまでさかのぼる。日本人の歯並びの感覚に変化が起こり始めたのは私が大学卒業後にだろうか?松田聖子はデビュー当初、八重歯であったことは皆様も記憶の片隅にあるかもしれないが、その当時は八重歯=かわいいの代名詞だった。海外では八重歯=ドラキュラ というイメージから大変に嫌がられていた。松田聖子はアイドル=八重歯=かわいいというイメージを変えたのは彼女自身であり日本人の美の意識を変えたのも彼女だと思う。私が大学を卒業したこと神田正樹とわかれ私の母校の後輩歯科医師とのお付き合い報道がされていた頃だ。その当時、松田聖子が通院していた歯科医院で出会いが生まれたといううわさであったが、彼女は人知れずに歯の
矯正を行っていたようだ。その頃から美人のポイントに歯並びと歯の白さが追加されたのだ。『芸能人は歯が命』といった歯磨き粉のテレビコマーシャルも記憶に新しい。
アメリカでは歯並びと歯の白さがなくてはビジネスに成功できないとまで言われている。アメリカ人の顔写真は漏れなく大きな口を開けて少し斜めから撮られた写真ばかりだ。子供のうちに必ず子供には
矯正治療をするのがアメリカ流であり、私も最近は歯を見せるようにしてスマイルを押し出した顔写真をブログにも載せている。