前歯の欠損で骨が非常に薄くて増骨なしには
インプラントの植立が難しいときに骨の一部を下顎の親知らずの部位から切り取って骨の少ない部位にピンで固定をする方法で6ヶ月間で骨を増やすことが可能である。
本日は静脈鎮静法と共に左右の前歯にベニアグラフト法で骨の増骨を目的としたオペが行われた。増骨の中では最も難しい方法でありうまくいけば骨を相当に回復可能である。今日のケースでは骨の頭頂部において薄さが1mm程度で
根元に行くに従って裾が広がるような形態の骨に対して左下親知らずの部位から骨を採取し、ピンで上顎の前歯に固定を行い同時にGBR法もおこなった。
今日のオペデータ
オペ時間90分間
左下より5×20×5mmにのブロック骨を採取し2つに割って上顎の左右の2番部に移植を行う。