だいぶ体がだるい状態で本日も青山の津田デンタルクリニックで『ウォーターレーズセミナー』に参加となった。先週、台湾のレーザー学会の会場である程度の情報を得ていたこともあり今日は再度ウォーターレーズの機能や効能についての復習となった。レーザーにはいろいろな波長のものがあり波長の違いで効能が変わる。このウォーターレーズは現存のレーザー装置の中ではいろいろな面で万能である。歯や骨を削る、歯茎を切る、歯周病治療、
根の治療、知覚過敏、歯茎のメラニン色素の除去、に有効である。そして、一番よいことは歯を削る今までのタービンとは違い、生体にやさしく、痛みや腫れが少なく恐怖心をなくすことが出来ることである。
インプラント治療の分野ではサイナスリフト法やベニアグラフト法、
インプラントのドリルの代わり、切開、二時オペなどに有効である。そして新しい知識として、骨の治癒が良くなるデータや骨と
インプラントの結合がよくなる、
インプラント周囲炎の撲滅といったデータもあることからまだ知られてないレーザーの可能性がある。
矯正治療に関してはブラケットを除去する際にあまり力をかけないでレーザーではずすことができる、
矯正のワイヤー交換後にレーザーを照射することで痛みを軽減できることから有効である。
いろいろな分野にアンテナを張り巡らして理想的な治療にしていきたいと思う。