予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:上顎前歯に最適なアンキロスインプラント使用

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2007年 08月 10日 ( 金 ) インプラント症例

上顎前歯に最適なアンキロスインプラント使用

今日は午前中の最後にアンキロスインプラントによる上顎左側１番にインプラントオペが行われた。ITIストローマン インプラント→アストラテックインプラント→リプレイスセレクトインプラント→スイスプラスナロータイプインプラント→テーパードスクリューベントＨＡ→ブローネマルクインプラント→アンキロスインプラント

私がいろいろなインプラントを上顎前歯に上記の順でこの１２年間で入れてきていまたどりついているのがアンキロスインプラントである。インプラント治療で一番テクニックと知識が必要な部位は上顎の前歯の部位である。インプラントを植立させて咬めればいいという低いレベルではなく歯茎との調和そして左右対称を最終目標としなければいけないのでとても難しいのだ。

このような前歯の症例ではインプラントの選択から始まり植立のポジションや角度、ＧＢＲ法のテクニック、骨を拡大するリッジエキスパンション法などさまざまなテクニックがなくてはできない。

その中でインプラントの選択が重要である。先ほど書いたプラットフォームスイッチタイプのアンキロスインプラントだと簡単に歯茎との調和を得られる。他のインプラントでも審美的には出来るがその許容範囲がとても狭いことから経験のないドクターではとんでもない間違いをおこしてしまう。

アンキロスインプラントを使用してからかなりの確立で前歯の症例はほぼ満足できるレベルにある。特に私にクリニックでは前歯のインプラントがとても多い環境にあるので、私にとってはアンキロスインプラントがよいと考えている。

今日のインプラントデータ

左上１番
直径３．５㎜×9.5mm　アンキロスインプラント植立
フェネストレーション部のＧＢＲ法
リッジエキスパンション法併用
切開法
オペ時間３０分
治癒期間３ヶ月以上

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2007/08/12 11:51:11 答えは直接メールでしました [URL] ｈｏｓｈｉ

答えはメールで答えました

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2007/08/12 01:17:30 審美部位に denijin

いつも拝見しております．ITI一筋１５年の経験があります．もちろん上顎前歯部にもITIを自信を持って使用していますが，時にプラットフォームスイッチタイプのインプラントに気持ちが揺らぐときもあります．アストラに一度浮気したことがあるのですが，ブローネマルク並に骨吸収があることと，アバットメントセレクトや適合精度に難を感じ，すぐにITIに戻りました．先生はアストラを経て，アンキロスに行き着いたようですが，ITIに比べて，またアストラに比べての優位性はどういう点でしょうか？またもし審美にアンキロスが優位なのであれば，どの部位においてもITIを選択する必要も無くなりそうですが，先生が非審美部位では比較的ITIをメインに使用している理由はなんでしょうか？

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