たまには私のクリニックに通う営業マンについて話してみようと思う。長年の間にいろいろな歯科の営業マンが私のクリニックに訪れては去っていった。
インプラントメーカーの営業マンが当然ながら多く訪れる機会が多い。名刺を置いて何日か経ってからまた来る。そして今度は資料を置いていく。その後は会う約束を取り付ける。過去に歯科
技工の営業で開業したその日に花束をもって営業をしてくれた
技工士さんが過去にいたが、そのときに素直にその
技工士さんと取引に応じたものだ。
営業マンの営業姿勢をみているとその会社が今後どのようになっていくかある程度見えてくるから不思議である。小手先だけの営業は長年の経験からすぐに見破ることが出来るし、お付き合いは短命である。とにかく隠し事なしにお互い話合える関係になったときは長続きする。
インプラントの業界は狭いから営業マンも流動的である。長年00会社にいた営業マンがいつの間にか△△会社に移っていたということがよくある。
この猛暑の中、営業に来てくれた長いお付き合いの営業マンは後者の方だ。10年以上経過すると同じ会社でも営業姿勢が正反対になったり、会社が変わったりと大変なようだ。良い営業マンがいて良い会社とはユーザーの意見を素直に取り入れてお互いに共存共栄の営業姿勢で接してくれる会社だと思う。