今日の午後にいらした１７才の男性の患者さんは骨格性�卦蕁焚竺椶寮�長が上顎骨よりも強い傾向のことをいう）のケースである。
矯正クリニックからの引継ぎの患者さんであり、成長期の
矯正治療では一時的に理想的な歯並びになったとしてもまだ成長が続いている場合は要注意である。下顎の成長は男性では１６歳から長い方では１８歳までは成長し続けることがある。即ち顎が長くなることを意味し、正常咬合がいつの間にか反対咬合に変わってしまうことがある。このように成長が続いているようなケースで下顎が上顎よりも大きい場合は成長が終わるのを確認してから
矯正治療をしたほうがよい。今回のケースも１年前と比較で側方セファロレントゲンでも顎の成長が著しかった。成長が更に進むようであれば正常咬合にもっていくのは難しくなる。その場合は下手をすれば顎切り（外科的骨の整形）が必要になる。
先月から�卦蕾�善の顎間ゴムを使用してもらいかなり改善してきたので最後の手段としてはマルチループを入れて調整をするつもりだ。骨格に問題があるケースでは外科処置なしの場合はある程度妥協した歯並びにするしか方法はないだろう。
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