矯正治療には大きく分けて3種類ある。1つは表のワイヤー
矯正、裏のワイヤー
矯正、そして
マウスピース型
矯正である。現在、日本で多く使用されている舌側用
矯正装置にはカーツ式(オームコジャパン)のタイプ、STB(オームコジャパン)のタイプが主流である。舌側
矯正の分野は需要の多い日本で装置の多くが開発されている。そして、今回登場したのは韓国で開発されたEVOLUTION SLTである。この装置は
デーモン装置と同じフリーフリクションセルフラーゲージョンの舌側タイプである。スロットは018×0.25でありクリップ方式で簡単に主線ワイヤーの出し入れが出来るようになっている。舌側
矯正でも動きが表の従来の装置よりも早く歯を動かすことが出来るようだ。これでまたひとつバリエーションが増えることになる。
左下 カーツ式(オームコジャパン)のタイプ
装置が大きくて発音障害が出やすい
下中央
STB(オームコジャパン)のタイプ
竹元先生が開発した小さな装置
左上
EVOLUTION SLT(舌側
デーモンタイプ)