今日もとても忙しく1日が過ぎ去っていった。2人の
インプラント相談は共に紹介者ありで、最近では
インプラントの新患は紹介者+再度
インプラント希望者+ネットの新規の患者さんで構成される。この比率も1:1:1といったところだろう。以前はネットがダントツに多く8割はネット経由であった。
インプラントを一度経験した患者さんは
インプラントのよさを実感しているので再度悪い部位が出来た場合に何度も
インプラント治療を選択していく。このように
インプラント治療は他のブリッジや
義歯では味わえない自然な噛みあわせを回復させて人生を豊かにすることができる。しかし、一歩間違った使用法をすると不幸な結果を招くこともある。そうならないためにも
CT検査と診断は重要である。適当な診断や技術の未熟さが不幸を生むことになる。私の考えでは徐々にネット経由の患者さんを減らしていこうと思う。やはり最終的には紹介の患者さんを中心とした小さな病院にしたいからだ。
この1年でも相当にスリム化してきた。
大きな病院はたくさんの患者さんをこなすために多くのスタッフを抱える。それがいいこともあるが逆に悪いことも多い。そして多くの患者さんがいらっしゃることはうれしいことではあるがひとりの患者さんにかけられる時間が減ってしまうので治療の質を落とさないようにすることは非常に難しい。私は大きな病院を目指せば大きく出来ることもわかっているがそれはあえてしないし、したくない。私のコンセプトではなるべく質の高い治療を1回の治療で短期で提供したいということ。このコンセプトを実行できるスタッフと歯科医師はごく一握りである。100軒の歯医者で2~3軒だけだろう。
来年度からは更にスリム化する必要がある。診療時間の変更と診療科目の専業化といったことをしていくつもりだ。ひとりのドクターが診られる患者数は1日15~20人程度でありそれ以上はあまり意味をなさない。
インプラント、
矯正、審美治療に関連した治療以外の治療は提携医院で治療をしていただく。例えば、親知らずのような外科処置は開業当初は私も毎日のように
抜歯をおこなっていた。しかし、現在の私の患者さんには99%が
インプラント、
矯正、審美治療をご希望する患者さんでありそれ以外の患者さんはほとんどいない。いるとすれば開業当初からみてきた古い付き合いの患者さんだけとなる。他の歯科医院でもできるような治療は他の歯科医院で治療をしていただくことで目的を達成させたい。