2007年 09月 22日 ( 土 ) 星野個人の話

矯正患者の多い日

今日はほとんどが矯正の患者さんと紹介の患者さんでいっぱいだった。朝一番はお母様と矯正治療中のお子さんという2カップルから始まり最後も矯正のお子さんで終わる。矯正クリニックをなくしてから1年が経過し、自分のペースで仕事ができるようになってからはほとんどトラブルはなくなった。1年前は100人の矯正患者をひとりで引き受けるという神業をこなして休日返上で治療して100人中8割が終わり、残り20人も順調に仕上がっている状態だ。矯正治療はただでさえ時間がかかるのでなるべく早く終わるような努力をしていかなければ少しずつずれ込んで治療のトータル期間が長くなってしまう。今はデーモンブラケットやクリアスナップといった歯の動きの早い装置を主に患者さんにお勧めしていて効果は絶大だ。とにかく見た目も重要ではあるが、早くて痛みが少なくいことが一番だと思う。同じ矯正を行うのでも装置により1年ぐらいの差がでてしまうことがある。この1年以内に私が始めたデーモンブラットの患者さんの方が1年以上前から治療している患者さんより治療の進捗度が高いケースがざらである。 今日いらした矯正相談の患者さんは最初はマウスピース矯正をご希望されていたが、ワイヤー矯正のほうが動きや質の高い治療ができると判断し、デーモンブラケットをお勧めした。とにかく、いろいろな方法の欠点と利点があるわけでどの方法がその患者さんにとって有効なのかしっかりとお話することが重要である。他の治療に関しても全く同じである。説明なしにはいい治療はできないし、患者さんもそのことを理解してもらえると治療はスムーズに流れるように進行する。 『インプラント症例集Before After』１症例更新中