2007年 10月 02日 ( 火 ) 星野個人の話

来年度から更に変わります

ここ最近はインプラントと矯正の相談が１件ずつぐらい毎日のようにコンスタントに入っている。即ち、毎日ＣＴの撮影がありインプラントの診断か矯正の診断が入っている状況である。それらの治療の合間に旧患者の急患とメインテナンスをこなしている。今年の暮れにかけて、更にシステムを変えていくつもりである。サービス向上と医療レベルの向上のためにいよいよ究極の世界に入るつもりだ。歯科の世界で出回っている材料で最も安全で最高のもとに変えていこうと思う。例えば、保険の材料であるレジン樹脂や金銀パラジウム合金を使用しない治療。金属を極力避ける治療をしようと思う。更には目に見えない滅菌、消毒のレベルも上げていくつもりだ。根管治療などのファイルを患者別にするなど細かい面を変えていきたい。 レジン樹脂は変色や材質の劣化があるのでグラディアダイレクト治療で代用 金銀パラジウム合金は腐食の問題があるので金合金やファイバーコアを代用 保険の義歯は設計に制限があるので理想的な設計の義歯で丈夫な材質を使う。根管治療は時間をかけてマイクロスコープで行う。歯周病治療は保険の制限あるルールではなく患者ひとりに徹底したメインテナンスを中心とした治療や特殊薬剤を使用する。あらゆる治療のリスク説明を行い最善の治療法で行う。 全ての歯科治療においてひとつも二つも上の治療を目指す。そして手厚い保証制度でカバーする。 年金と同じで長期的に保証されていれば安心して生活ができて通院できるだろう。

2007/10/04 06:44:34 保険制度の枠内で治療するなら歯科医師を辞めます [URL]  hoshi

保険制度の枠組みの中だけで歯科治療をするということは患者さんにも自分にも不利益です。保精度の中ででインプラントがないから無理なブリッジ治療や義歯治療を患者さんに勧めることになり、生活が苦しくなるから保険点数を上げるために治療がいらない歯まで削ることになるわけで患者さんの口の中を破壊していくばかりです。治療すればするほど歯が悪くなり、予防に保険制度が力をいれてないからメインテナンスがおろそかでまた悪くなる。そして無駄な医療費が増えて国の財政も苦しくなります。今の保険制度は近いうちに破綻することは確実です。私は早く破綻してほしいと考えているぐらいです。自費で治療をしていこうと考えているのは歯科医師のレベルの向上と理想的な治療の追求をしていくとしかたがないことです。保険制度の中にインプラントやセラミック治療や矯正治療があって厳しく歯科医師の技術のレベルを審査しランク別けして歯科医師のレベルに応じた保険点数が請求できれば本当はいいのですが、今の国の予算からすると逆行していくばかりです。 国の医療法や保険制度の根本から変えないと保険医＝残念ながら破壊者歯医者ということになってしまいます。

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2007/10/04 02:23:55 星野先生お久しぶりです   アストラ

いつも先生のブログでヒントを頂いております。 いよいよ『保険医返上宣言』といったところでしょうか？ 先生の医院に通われている患者さんのことを考えれば、最適な選択だと思います。提携歯科医院のシステムも『返上』を意識しての事だったのでしょうか？ 来年の保険改定もさらに１０００億円の削減ということで歯科保険医療は完全に崩壊してしまうでしょう。一昨年の改定でも１２００億円の削減中、国民総医療費の７％しか予算がない『歯科』がなんと６００億円ものマイナスだったとは、患者さん達が知る由もないわけでして、著しい制限と規制がある『保険診療』ではもはや患者さんの健康を考えた診療はできないということだと思います。先生はどうお考えですか？『保険』の呪縛から離れられないで苦しんでいる全国の『歯科医師』に一言お願いします。

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