3ヶ月ほど前に原稿を書いた『一般開業医でも簡単に行える前歯部の
ワイヤーレス矯正』の原稿がついに歯科専門雑誌に載りました。今まで
インプラントに関する原稿は数回載ってますが
矯正の分野では初めてでした。
インビザラインマウスピース矯正の講習を受けた日にこの雑誌が届くとは偶然ですね。私が書いた内容は
マウスピース矯正に関するものだから不思議だ。今回の原稿依頼は去年のオルソ2001
矯正セミナーの講師の高橋先生に頼まれて始めたのがきっかけ。以下が詳しい内容。
MTMの
症例紹介だけではなく、不正咬合の状態や必要とされる歯牙移動の様式に応じて、明日から使えるテクニックを具体的に紹介。治療方法についても、種類のみではなく、同じ不正咬合に対しての数種類の対処を記載した。また、
矯正歯科材料の発展に伴う新しい不正咬合へのアプローチ方法(ブラケットレス、
ワイヤーレス矯正や
インプラント矯正など)、実際の患者との係わり合いやマネージメント、専門医との連携も含め、歯牙を移動させるために必要となる知識を提供する。
デンタルダイアモンド社
A4判変型/208ページ
定価4,620円 (本体4,400円+税220円)
【編集委員】
高橋 正光 (東京都開業)
市村 賢二 (東京都開業)
大野 秀夫 (山口県開業)
秤屋 尚生 (千葉県開業)
●●● 目次より ●●●
● 序章 MTM を始める前に
矯正に必要な歯牙移動の力学/一般開業医が選んだ MTM スターターキット
● 第1章 成人における MTM
制約の多い成人に MTM を行うためのポイント/
矯正的挺出/補綴処置の欠点を補う圧下によるアプローチ/他3テーマ
● 第2章 第1期治療における MTM
乳歯列期および混合歯列期の MTM/骨格性反対咬合の早期初期治療/乳歯列期・混合歯列期の反対咬合治療/上顎前突の MTM−−固定型バイトブロックタイプの切歯斜面板の応用/他8テーマ
● 第3章 Additional MTM
一般開業医でも簡単に行える前歯部のワイヤーレス矯正(星野執筆)/デンタル
インプラントと MTM を併用した全顎的治療/歯周病と
矯正のかかわり/開業医と
矯正専門医の連携エピソード
● 第4章 手を出してよい
症例、悪い
症例
症例における見分け方と対処法/小児歯科における MTM のポイント/MTM をスムーズに進めるために