
今日の午後の
インプラントオペの患者さんは以前にだんなさんの
インプラント治療をしてうまくいったこともあり、だんなさんのご紹介で奥様の治療をおこなうことになった。サイナスリフト法といえば上顎の臼歯部の骨の少ない部位に増骨をおこない骨が増えた時点で
インプラントを入れる方法である。サイナスリフトが必要な条件の骨は高さが1~4㎜程度のとても薄い骨の場合に限る。通常は増骨だけの手術を行い6ヶ月経過した後に再度
インプラントのオペを行うことが多い。しかし、6ヶ月の増骨と
インプラント植立完成まで3ヶ月の合計9ヶ月かかってしまうことから患者さんにとっては負担が大きい術式である。そこで最近では1回のオペでサイナスリフト法と
インプラントの植立を行うようにしている。サイナスリフトに対する成功率の高さから同時法でも全く問題がないことが証明され、治癒期間の短縮とオペが1回で済むことからこの方法を選択するようになった。