予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:インプラント撤去と同時植立

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2007年 10月 15日 ( 月 ) インプラント症例

インプラント撤去と同時植立

今日の患者さんは以前にどこかの歯科医院でインプラントを上顎では３本下顎では４本のインプラントを植立されていた。上顎は２本のインプラントで９本の歯を支えられていた問題のあるケースである。名づけて『ａｌｌ　on　２』。こんな設計では当然ダメになるのもうなずける。下顎は左側３本は大学病院でブローネマルクインプラントがコンゼプト通りに配置され全く問題が起きていなかった。しかし、右側は７番に１本植立されていて６番が欠損で５番の天然歯と連結されたブリッジであり、これも設計ミスである。当然ながらこちらもグラグラな状態である。インプラントはコンセプトを無視した設計にすると簡単にダメになってしまう。なんとかしてあげたいという気持ちから右下７番のフリアデントのインプラントを抜去しその抜けた骨の穴の形状がITIストローマン インプラントのＴＥタイプと同じでありこの穴を利用して新しいインプラントを植立した。

今日のインプラントオペデータ

右下７番インプラント抜去即時埋入

右下６番　直径4.8mm×１０㎜　ＳＰタイプ　ITIストローマン インプラント植立
右下７番　直径4.8mm×１０㎜　ＴＥタイプ　ITIストローマン インプラント植立
左上３番　直径4.1mm×１２㎜　ＳＬＡｃｔｉｖｅITIストローマン インプラント植立
左上５番　直径4.1mm×１２㎜　ＳＬＡｃｔｉｖｅITIストローマン インプラント植立

オペ時間５０分間
切開法
上顎３，５番　骨質３度　１~２ヶ月治癒待ち
下顎６，７番　骨質２度　２ヶ月治癒待ち

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