予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:矯正の治療期間について

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2007年 10月 22日 ( 月 ) 矯正の基礎情報

矯正の治療期間について

よく質問にあるのが矯正の治療期間に関するものである。簡単な矯正治療でも６ヶ月長ければ数年にも及ぶことがある。歯並びの状態や使用する装置により治療期間は大きく変わる。矯正治療には歯を積極的に動かしている期間と歯を固定して安定させる保定期間が必要である。矯正の治療期間というと大抵は歯を動かしている期間のことを指す。歯並びが悪いほど歯と歯が重なっていることが多く歯が並ぶ隙間を人工的に作るために上下の小臼歯を抜歯することがある。軽度な症例であれば抜歯をしないでいいこともある。治療期間の目安としては

①抜歯が必要なほどに歯並びが悪いケースなのか？
②上下の顎の骨の大きさが極端に異なっている場合なのか？
③大臼歯の移動が必要な場合なのか？

上記の場合は矯正治療期間は最低でも１８ヶ月以上はかかることになる。

①噛み合わせは安定していて奥歯をあまりいじらなくてもいい場合。
②歯の重なりが少なくて抜歯がいらない場合。

上記の場合は１２~１８ヶ月程度で終わる場合が多い。また、保定期間は通常は２年間必要だといわれる。この間の通院は保定装置（リテーナー）のフィットの確認と調整のみで３ヶ月に１回の通院となる。矯正治療はとにかくひとそれぞれ治療期間は違うので相談をしてみたほうがいいと思う。

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