今日も大事な休日を潰しての
インプラント関係の講義出席である。昨日の続きといってもいいだろう。ITI
ストローマンインプラントとは35年の歴史があるがその大半を1回法の
インプラントとして市場で認知されてきた。そして今年10月にその殻を打ち破るべき2回法の最新
インプラントを発表した。長年、ITI
ストローマンインプラントの弱点は前歯の審美領域の
インプラント治療であった。私も多くの
インプラントを使用することになった最大の理由が上記の理由である。いろいろな審美領域の
インプラントを試して自分に合うものを探してきた。今のところは
アンキロスインプラントが市場に出回るもっともよい審美
インプラントだと思っていた。
最初はアストラテック
インプラントである。この
インプラントはコーティング面で弱点がある。次がリプレイスセレクト
インプラント。こちらも同じくコーティング面で弱点がある。そして
アンキロスインプラントが最終！？。コーティングはITI
ストローマンとほぼ同じ。
アンキロスインプラントの弱点はアバットメント連結の回転防止機構がついていないことだ。これは利点でもあり弱点でもある。3本以上の連続欠損でアバットメント連結が少し不安である。
とにかく全ての面で万能な
インプラントはなかった。
これらの弱点が全て克服されてさらにいいとこ取りの
インプラントが今回発表になったBONE LEVEL IMPLANTである。
プラットフォームスイッチ
インプラントの代表であるアストラテック
インプラントはラインナップが直径3.5mm、４ｍｍ、4.5mm、5mmの４タイプである。３．５ｍｍ以外は全てに回転防止機構が付与されている。３．５ｍｍ以外はマイクロスレッドと呼ばれる
インプラントの歯の部分に負荷された咬合力が骨に均等に分散されることで骨の吸収を抑える構造となっている。しかし、実際は４．５ｍｍや５ｍｍの
インプラントを前歯領域で使用すると条件の悪い日本人では逆に骨の吸収量が増えてしまう。即ち、一番使用したいのは直径が３．５ｍｍや４ｍｍということになる。それと補綴バリエーションの少なさや骨との結合が遅いことから理想的ではない。
リプレイスセレクト
インプラントはブローネマルク
インプラントが機械研磨加工
インプラントがメインであった時期にラフサーフェス
インプラントとして世の中に送り出した
インプラントである。市場では既に機械加工はよくないことが知られてきた時期でもあった。タイユナイトと呼ばれるコーティングがこれである。しかし、ＳＬＡと比較するとかなりのアドバンテージがある。
世の中に新しいコンセプトの
インプラントが発表されてきても骨と結合が悪いものは抹殺されてきた。２０年前のサファイア
インプラントもそうであったようにＳＬＡレベルの
インプラントが当たり前になった現在はそれ以下の
インプラントは自然淘汰されていくだろう。今日話しているレベルはそれ以上のレベルの話である。
このレベルの話をこのブログで全て記述するのは無理がある。３月に私が講演する内容はこれらのことである。
要点
�。咤味�ctiveであり成功率や信頼性が向上している
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インプラントのプラットフォームスイッチ構造であること
��２回法
インプラントであること
�ぃ缶未離�ロスフィットコネクションでバクテリアが繁殖できないレベルの適合性
�イ気泙兇泙諒篦屮灰鵐檗璽優鵐箸梁減�
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アンキロスインプラントのコニカルシールデザインに類似していること
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インプラント同様の咬合力の分散があること
問題点
�ー蠅貌�れるには個人輸入か現地で調達するしかないこと
�∩瓦討砲�いて高くなりそうなので治療費が高くなること
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