朝からほどよい患者の数であり久しぶりの診療となった。朝1番の患者さんは11年前に大変な歯周病でなんとか6本の歯を残して10本ほどのブリッジで治した方である。それでも一生懸命に歯ブラシをして頂いていたことからなんとか11年経過できた。しかし、今回はブリッジ全体が完全にぶらぶらした状態で後もっても半年となってしまった。この方がその当時
インプラント治療をしなかった理由は心臓が悪いことや高血圧、怖がり、歯周病という悪条件からである。さすがに上下が総入れ歯ではものが噛みにくいということで静脈鎮静法による麻酔で血圧をコントロールしながら
インプラント治療も可能であることを本人に説明した。
午後のはじめは
インプラントご希望の新患である。何軒か歯医者めぐりをした後にたどり着いたようである。
本日一番時間がかかった治療は上顎5本のセラミッククラウンを装着しながら頬にできた突起物をレーザーで切除した患者である。長年、上顎の臼歯部が欠損した状態でありその隙間に向かって頬が飛び出して伸びて硬くしこり状になっていた。その部分をレーザーで切除した。
最後は
矯正診断の患者さんである。1時間ほどかけて歯並びの状態や顎の状態、噛み合わせの状態などどこが正常者と違うかをお話しした後に
抜歯の必要性や治療期間、装置の種類、費用と続く。今回は
デーモンシステムをご希望された。