予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:増骨後のインプラント植立と追加植立

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
治療に対する質問は直接メール相談できるコーナーがございますので左側の『歯科治療プライベート相談』から院長　星野と直接相談を行うことが出来ますのでどうぞご利用ください。返事は２～３日中には必ず返事を出します。

東京都世田谷区駒沢１－３－１７
星野歯科駒沢クリニック
月曜～土曜日　１０：００－１３：３０　１５：００－１９：００
０３－５４８６－８４４０

2007年 09月 07日 ( 金 ) インプラント症例

増骨後のインプラント植立と追加植立

今日は午前と午後に２つのインプラントオペが行われた。午前中のケースは左上４，５，６番の欠損に対して６ヶ月前にサイナスリフト法をおこない骨の高さを増してからのオペとなった。重症な歯周病で何度となく腫れを繰り返していた歯牙を抜歯して積極的なインプラント治療をご希望された。

今日の午前のインプラントオペデータ

左上４番直径3.5mm×9.5mmアンキロス インプラント使用
左上５番直径3.5mm×9.5mmアンキロス インプラント使用
左上６番直径3.5mm×9.5mmアンキロス インプラント使用

手術時間　２１分間
ドリル＋リッジエキスパンション法
骨質２~３度　
治癒期間2ヶ月
切開法
２回法により完全埋入術式

午後からのインプラントオペは前回上顎に６本のインプラントを植立して右側６番から左側６番までの１２本を回復したが左側の咬む場所がもう少し必要ということで追加で８番の位置に傾斜植立でインプラントを入れた。７番の部位は前回のオペ直後の義歯の支えとして天然歯を保存した部位でありインプラントが骨と結合した後に抜歯を行い大きな骨の欠損となっていたためにその部位は避けて植立をおこなう必要があった。上顎結節の部位は大変に骨の質が柔らかいスポンジ状であることが多く神経を使う部位でもある。このような部位に２ヶ月経過でいきなり強い力をかけると骨とインプラントが結合していてもはがれることがある。
仮歯で徐々にインプラント周囲の骨に力をかけることで硬い骨へと変換していく。
ドリルは全く使用しないでオステオトームやリッジエキスパンションで使用するツールのみで簡単に骨に穴が開いてしまった。そしてソフトにインプラントを入れてそっと縫合をする。

午後のインプラントデータ

左上８番　傾斜埋入
直径4.8mm×１０㎜　ＳＰタイプITIストローマン インプラント植立

オペ時間　２７分間
フラップレス法→切開法に切り替える
オステオトームによるボーンコンデンス
骨質４度のスポンジ状
初期固定は良好
４．５ｍｍヒーリングキャップ装着　１５Ｎ　（１回法）

-- この記事への外部リンク: