今日、最後の患者さんは私とほぼ同年代の女性の患者さんである。
矯正クリニックから引継ぎでいまは井本先生が担当をしている。すでに2年が経過していてあと数ヶ月でフィニッシュとなる。この患者さんのお話では
矯正をする前に
矯正治療か
審美歯科治療のどちらにする迷われたそうだ。
審美歯科治療で一気に花並びの悪い歯を削り歯の方向を変えてセラミックの被せ物で治す方法を選択すると2ヶ月ほどで見た目は治すことができただろう。
矯正は2年以上で保定期間を入れると3〜4年以上かかる。
審美歯科=早く治せる代わりにリスクが存在する
矯正治療=長くかかるがリスクは少ない。
審美歯科=歯をたくさん削る、神経を抜く→歯の寿命を短くする
矯正+ホワイトニング=歯は削らない
じっくりと長期的なことを考えればわかることである。10~20年後にどちらがどのようになっているか想像してみるといい。
審美歯科=歯が割れた、隙間から
虫歯になった、歯が割れて
抜歯になった
矯正=多少の歯並びの後戻りぐらいで歯が
抜歯になることはまずない
10~20年で上記のことが必ず起きてくる。一度削った歯はもとにもどすことはできないが歯並びはまたもとに戻すことが出来る。
インプラント治療も同じで
インプラントが抜けても骨があればまたできるし骨を回復することもできる。周りの歯を削る必要性はないのだ。
矯正○
審美歯科(自分の歯を削り被せ物にする場合)×
インプラント○
ホワイトニング○
保険治療(インレー、クラウン)×
保険治療(レジン)△
自費治療(グラディア)○
義歯×
ブリッジ××