今年も残すことあと1か月となってしまった。去年の今頃と比較すると自分の理想の治療ができる環境が整ってきたように思う。ゆったりと理想治療に専念する環境に来年は大幅にシステムを変更していく。年末から年始にかけて最終段階に入った内装工事を行う。12年間の間に何回内装工事をしてきたか分からないほどおこなってきた。毎年最低1回は内装工事をしていて今年は3度目になろう。
いっぺんに変えるには診療を休むことになるため何回にも分けて行うしかない。
診療台9台中2台を廃止して7台とし、受付周りを広くする。待合室をもう少し癒しの空間にする。階段も内装を変える。トイレは最新式の見た目にも機能面でもどこにも負けないものにする。
CTルームに併設されているコンサルティングルームを応接室にしてもっとくつろげる中で患者さんと理想治療について話をしたい。見た目だけを変えるのではなくすべての治療に対してこだわっていくつもりだ。例えば、なにげに治療の際にテーブルに置かれているミラーやピンセットやトレーに関しても患者さんひとりひとりに対してディスポーザブルタイプを使用する。
根管治療の際に使用するエンドファイルと呼ばれる針状の器具も使い回しをせずにディスポーザブルタイプにする。予約は受付でなくても診療台で担当のスタッフが取り受付での混在を解消する。その分、治療のコストが発生するがこの分はすべて自由診療としていく。
治療の技術に関しては今のスタンスで研修会等に出て新しい部分をとりいえるだけでいいので、とにかく患者さまの満足度を上げたいと思う。すなわちサービス面である。医療というとどうしてもこのあたりが弱くなってしまいがちではあるが12年も同じ場所で治療をしているわけだから開業当初とはコンセプトも変わり進化しなければいけないと思う。