ブログだけで50万アクセスは自分でも凄いと思う。
インプラントのホームページは10年近くかけて70万アクセスなので、そちらと比較してもわかるようにブログはまだ4年そこそこであるので一日のアクセス数の多さがわかるだろう。ホームページの内容は基本情報のみとしているので最新のトレンドや歯科の情報についてはこのブログを読み続けていただければ歯科業界全体がわかるようにしてきた。また、ブログは歯科関係者のリピーターが多いこともありこアクセスが伸びたのだろう。
開設当初は日ごろの診療内容や患者さんとお話した内容を中心とした内容であったと記憶している。最近は歯科業者やドクター向けのメッセージも含めて歯科全体の方向性を書くようにしている。
インプラント治療が当初はメインであったこともありよい面だけを書いていたようにも思う。
インプラント治療の普及活動のためにいろいろな情報開示をしてきた。今年は
インプラントについては異常なほどの加熱感があるために他医院で多くの
トラブルが発生し、問題がでてきたことも今年はお伝えした。
矯正治療に関しては
デーモンシステムを中心としたセルフラゲージョン・ローフリクションタイプや
マウスピースタイプのめざましい進化をお伝えした。
審美歯科に関してはメタルフリー材料と、
ジルコニア修復を中心とした
CAD/CAMの進化についてお伝えした。
その他、目覚しいレーザー治療の発展など歯科の最前線をお伝えした。
では来年は?何が?
メタルフリー治療↑↑
インプラント治療↑
マウスピース矯正↑
ジルコニア↑↑
マイクロスコープ↑
舌側
矯正↑
私の予測である。なぜメタルフリーかは?保険制度と原油高騰などに関係している。
インプラント治療は患者さんの選択基準が厳しくなると思われる。やはり経験や実績の多い歯科医院に集中し、全体的には
インプラント人口は増えても
トラブルもさらに増えるだろう。
マウスピース矯正は一般臨床医でかなり増えるのではないだろうか。
矯正専門医はこちらは敬遠する方向になると思う。
ジルコニアは最もブレイクするのではないだろうか。マイクロスコープは徐々に導入医院が増えており、勝ち組は導入、負け組みは導入できずでさらに格差が広がるだろう。そして舌側
矯正はまた少し増えるかもしれない。
総括すると、日本の保険医療ははっきりいって破綻寸前であり多くの歯科医師が方向転換をせざるおえない状況に陥ることが予想される。その結果として自費治療を目指すしかないので手ごろな
インプラント治療に飛びつく。その次に
ジルコニアに飛びつく。
矯正をやってない医院が
マウスピース矯正に飛びつく。それしか自分の医院を存続させることが出来なくなるからだ。
しかし、賢くなった日本国民はネットで多くの歯科情報を得て自分にあった歯科医院を選択するようになる。つまりとても目が肥えた患者を相手にしなければいけない。
日ごろから研修会などに参加しない歯科医師は自然と脱落していくだろう。
歯科戦国時代である。