予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:ボーンレベルインプラント２本目の感想

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2007年 12月 14日 ( 金 ) インプラント症例

ボーンレベルインプラント２本目の感想

おとといに引き続きストローマンインプラントのボーンレベルインプラントをいれることになった。今回の選択理由は矯正治療中の患者さんの欠損部に早く仮歯を入れたいという単純な動機からである。矯正治療で理想的には欠損の幅にした後になるべく早い段階でインプラントを入れることで矯正の保定の役目にもなるからだ。１ヶ月間というスピードで仮歯が安全な上体でつけられるのはストローマンインプラントのＳＬＡｃｔｉｖｅタイプのインプラントとＨＡインプラントしかないだろう。次にインプラントの形状からボーンレベルタイプにするか通常のＳＰタイプにするかを決める。骨の幅は十分でありどちらでもよいように思えたが周りとの歯の生えている方向を考えると骨の幅はあっても骨のある位置と埋めたい位置にずれを生じているため最終の被せ物の立ち上がりの形態に影響の少ないボーンレベルタイプとした。それと歯茎に厚みが２㎜以下と薄いためボボーンレベルタイプの方が有利だろう。全ての考え方はアンキロスインプラントと全く共通である。

この辺の話はとても専門的な話なので患者さんが読んで果たして理解できるだろうか疑問だ。患者さんにとって最も効果があるのは今話したことよりも腫れない痛まない無切開無剥離法（フラップレス法）を選択したことだと思う。

本日のオペデータ

右下４番矯正治療中のインプラント植立
直径4.1×１０㎜　ＢＬタイプ　ＳＬＡｃｔｉｖｅ表面構造
オペ時間８分間
フラップレス法
骨質２度
治癒期間１ヶ月

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