予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:抜歯即時埋入

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2007年 12月 18日 ( 火 ) インプラント症例

抜歯即時埋入

今日の患者さんはすでに２回目のインプラント経験者となる。左下２番の歯が割れてしまいぐらぐらな状況でなんとかボンドで隣の歯に固定をしていた。今回はこの歯を抜歯し同時にインプラントの植立をおこなった。上顎の前歯の場合はほとんどのケースで抜歯してある程度傷が治った時点でインプラントの植立を行うのが普通である。下顎の前歯の領域は最も条件がよくすぐにインプラントを入れることが可能である。

下顎の前歯のケースでは細いインプラントを使うことになる。どこのインプラントメーカーでも直径が3.3㎜あるいは3.5㎜あるいは3.7㎜といった４㎜以下のものが主流である。3.3㎜以下の細いものは比較的まれである。その理由としてこれ以下の細い径のインプラントは強度的に折れる可能性が高くなるからだ。しかし、実際の臨床ではそれ以下のインプラントがあればとても有利である。今回のように単独で修復する場合は3.3㎜以上となるが連続でインプラントを入れてすべてを連結するならば３㎜以下のものでも問題ないだろう。

本日のオペデータ

左下２番抜歯即時埋入
直径3.5㎜×9.5㎜　A9.5タイプ　アンキロスインプラント使用
骨質　２度
治癒期間　２か月
オペ時間１５分間

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