私が歯科大学を卒業した頃は歯科研修施設は大学以外はほとんどない状況であった。その中でもIDA(国際デンタルアカデミー)と呼ばれる研修施設が東京の渋谷の松濤と世田谷の駒沢に存在していた。1年間の全日制のフェローシップ研修会でその当時ではまだほとんどの歯科医師がおこなうことのなかった
インプラント治療や
審美歯科(ラミネート、セラミック関係)
根の治療、咬合学、歯の形成方法や印象方法について徹底的に研修を受けた。咬合学については保母先生が担当をし、いろいろな咬合の考えや歴史、最新の考えまで習うことになった。しかし、保母先生も昨年この世を去ってしまった。その全日制で研修を共にしたメンバーは7名いて今日はそのうちの5人が渋谷で会うことになった。
7名全員が開業をしている。世田谷では私のほかに波多野先生と杉浦先生がいる。大阪では岡田先生と津田先生がいる。九州では森先生がいる。とても懐かしくその当時いろいろな歯科のことを研修が終わった夜の席で話したものだ。
なつかしい渋谷の松濤の国際デンタル前で5人で記念撮影をした。