今日もヘビーケースのオンパレードである。井本先生が2件、私が1件の
矯正相談を受けた。今回の患者さまは
インビザライン矯正を第一希望にいらした患者さまである。しかし、下顎の歯並びから歯の傾斜がきつくワイヤーでないと動きが難しい
症例であることがわかり、上顎左側6番においては重症歯周病部位があり、前歯の審美領域の改善も考えながら治療計画をたてた。6番目を
抜歯して7番、8番目の歯を前方にずらしていく。上顎は
マウスピース型の
矯正でおこない、下顎は歯の動きのよい
デーモン装置を使うことにした。このように成人
矯正をご希望される方で既に歯周病部位がある方や被せものの形状が悪い場合、欠損部がある場合はすべてを考慮しながら計画を立てなければいけない。
診療が終わってからあさっての午前中に4件の
インプラント診断、
矯正診断の患者さまの資料に目をとおして治療計画を考える。