2月に導入してすでにクリニック全体では40本近くの
セレックインレーや
セレッククラウンを装着してきた。1本だけの大臼歯や小臼歯部のインレー治療に対しては直接法を適用し、連続の多数歯には間接法で2回のアポイントで装着をしている。
セレックのカメラが割と大きいので開口量の少ない患者さまには光学印象が難しいケースが出てきてしまう。また下顎のケースで唾液の量が多い方も難しい。このようなケースでは従来と同じ型を取ってから翌日以降に修復物を装着するほうが確実である。
セレックインレー装着後の
トラブルは今のところない。セラミックインレーでは咬合痛がでることがあるが
セレックではないように思う。また、現在使用しているエステティックセメントが非常に相性がいいように思う。
3月末にイボクラ社から新たにエンプレスキャドと呼ばれる従来のプロキャドブロックよりも強度のあるものがでてきた。また今年の夏にはe-MAXキャドがでてきるのでそうすればさらにバリエーションは増えてくるだろう。