少し時差ぼけの中で久しぶりの診療である。毎度のこと、海外に行くとなぜだかやる気が元に戻っていろいろとよいことを考えるようになる。海外、今回はドイツのベルリンであったが、私の自宅の近くの駅前の歩行者を見ると日本人の豊かさがわかる。毎日、同じ光景を目の前にしていると何が良くて何が悪いのわからなくなってしまうことがある。身に危険を感じることなく安心して歩行できるし、笑顔を見せる人も少なくない。特に旧東ドイツということもあってなんだか暗いイメージで、なじめなかった。最近いく海外はドイツ、スイス、フランス、リヒテンシュタインなどがあるが食事は日本が一番いいと思う。海外にいくとそれなりに日本は認められていることがわかる。例えばデジカメはカシオ、キャノン、フジ、ソニー製のものを外人のほとんどの方がもっている。ゲームは任天堂willやゲームボーイ、電化製品はいまだにソニー人気が高いことがわかる。しかし、日本にいると何か不足しているものをいつも感じる。人間同士のつながりが希薄なのかコミニケーションが下手である。今回も世界ナンバー1の歯科産業のデンツプライの社長が隣に同席したにもかかわらずうまくコミニケーションが取れない自分に腹立たしかった。
そんなこともあり、今日朝から診療をしていくといきなりいただき物をした。私は自慢ではないが患者様からよくいただきものをする。患者さんの感謝の気持ちが伝わるだけで満足である。
診療後はコツコツと
技工物の製作をして帰宅する。
とにかく喜んでいただけていると感じたときが一番うれしいときである。午後からは毎年メンテナンスをしている患者様の紹介者はその方の奥様だった。
それと私が留守にしている間に他のクリニックで
トラブルがおこったケースの患者様がセカンドオピニオンにいらしていたようだ。今後はこのような方がまだまだ増えていくと思うのである程度の受け入れ態勢は取って行きたいと思う。