世の中、あまり景気のいい話がない。例えばここ数日の話題はガソリンの高騰についてである。いつリッター200円を超えてもおかしくない状況で確実に日本の景気は後退局面に入ったといえるだろう。私は毎日車で通勤している身なので給油をするたびに払うお金が増えてついに1回の給油で1万円を超えてしまった。毎日40キロは走るので月に3〜4回は給油することになる。
個人で払えるうちはいいがこれが払えない状況にたとえば1リッター300円だとしたら燃費が1リッター8キロで毎日5リッター消費して1500円ものガソリン代+高速代1100円で2600円もかかることになる。23日働いて約6万円となる。
タクシーの運転手や運送業など交通関係では相当なマイナスになる。これらのマイナス分は必ず値上げとなり結局は消費者のふところから差し引かれることになる。
また海外旅行にいこうとしても燃料代が別に加算されるので海外や国内の移動も減ることになるだろう。
このことはあらゆるものの買い控えがおこりインフレになる。景気は冷え込むことが予想される。
歯科という業種はある程度の景気の悪さには影響がないといわれるがガソリンが300円となれば話は別だ。
そこに保険の改正で医療改革が重なると多くの歯科は倒産するだろう。
経済の安定があって初めてわれわれの歯科治療も成り立つ。
最近はよく国の政治について考えさせられることが多い。このままでは国は潰れてしまうし、存続しても皆暗い人生となるだろう。そろそろわれわれ国民も言いたいことを国にぶつける必要があるのではないだろうか。
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