紹介の患者をいつも呼んでいただいている患者様に今日は感謝の気持ちをお伝えした。
『多くの患者さんを紹介してくださりありがとうございます。』
多くの患者様から頂き物しているのでこの場を借りてお礼を言いたいと思います。
最近は充実した治療がおこなえているのでストレスも溜まらず、ゆとりのある状況である。
こういう状態は患者様にも伝わるようで私の治療に対する考えを理解してくださる方が徐々に増えているように思う。
ネットで自分の考えをお伝えするようにもしているが最も理解していただけるのは長年、私やスタッフと治療を共にしてきたメインテナンスの患者様たちである。
最近の目標は今までの患者様の悪い部位を治療してきたがこれからはすでに被せものや詰め物がされている部位で問題が出そうな部位を未然に防ぐような
予防的治療を中心にしていくということだ。
初診で来院された時は一番問題になる部位から治療を始めていくのが鉄則であり、
インプラント治療が絡むと高額治療になるのでそこだけを治療するケースが多くなる。本当は他の部位も治療をしたいがそこに手をつけるとまた高額治療になってしまう可能性があるときは時期をずらしてお話するようにしている。
一度に多くの治療の必要性をお話すると患者様によっては精神的のも経済的にも負担が大きくなりすぎて治療自体を躊躇してしまうケースがあるからだ。
われわれの歯科医師としての目的は患者様の口の健康を取り戻すことであるが、それ以外に重要なことは患者様に治療をしなければいけないと思わせるきっかけを作ってあげることである。いわゆる動機づけである。とにかくわれわれがいくら頑張っても患者様が治そうという気持ちにならなければ最終的には再発して治療は失敗に終わることが多い。