ここ最近のインターネット経由の歯科の相談の患者の多くがあまりに多くの情報を得ているために変にいろいろな知識をお持ちで困ることがある。いろいろな歯科のホームページを目にしているとどこが本物かどこが偽物かということはなぜだかはっきりとしてくる。
また、歯科医師や歯科
技工士向けの研修会や講習会にも本物と偽物が存在する。それから、歯科で販売される新しい製品にも当然本物と偽物が存在する。
食に関しても同じだろう。中国産か国産または産地偽造なんてことがよくある。はたしてどこを信用すればいいか?
ホームページの偽装に関しては割と簡単である。私のように毎日ブログに書き込める先生は何人いるだろうか?毎日の出来事を公開できるということは第一条件だろう(別に自慢でも何でもないがブログはその先生の考え方がよくわかる)
あとは、実際の口腔内の
症例写真を提示できるかということ。
症例が全くないのに数字だけが先行している場合はいくらでも偽装できる。『年間000本』、『世界最高のOO』『世界基準OO』『国内唯一のOO』とかやたらとオーバーな表現がある場合。
私も『究極のOO』なんて書いているから同類かもしれない(笑)
自分のホームページを自画自賛しているのはかなりあやしい。
あとは『値引き』『最安値』『キャンペーン実施』これもあまりにお金のことが強調されていていい気はしない。
あとは雑誌の『OOに載りました』これも歯科の場合は自分で広告費を払って雑誌に載せているから意味なし。
ただし、歯科専門雑誌だけはお金を積んでも載せられず、載せたくてもふつうは載せられない。専門誌は歯科で認められたドクターだけが載ることができる。特に
インプラント関係は難しいだろう。きちんとした
症例提示が出来なければできないし、お呼びがかからないからだ。
かしこい方ならばこれくらいはすぐに見抜くだろう。
そして歯科関係者にいいたいのはどうして国内はメーカー主導なのだろうか?研修会も裏にはメーカーがいて先生を利用して商品を売り込んで来る。
そして新しい商品が出るときはデータ改ざんをしている。営業マンに聞いてもいいことしかいわない。このような営業体質の会社とは付き合わない方が無難である。
ジルコニアの情報に関してもかなり間違った情報が出てきている。私はやはり正しいことをお伝えしなければいけないと思う。