セレック治療は今発展途上段階であり将来が有望であるが新しい機械や新しい材料が出ればすぐに変わるかもしれない。
CAD/CAMの技術の進歩はとてもはやく歯科は一気に変わる可能性がある。今のところは
ジルコニア修復物を加工することが知られているが今後はいろいろな展開が考えられる。リヒテンシュタインとスイスでの情報では大きく歯科の分野のうちの
技工業界を変えるか可能性が高い。
私も自分の資金があるうちは最先端のものでよいものを常に導入する覚悟でいる。いまのところ歯科業界の3年後までは読めているのでそれに応じた資金投下は行うつもりである。
この流れについていいけなくなった時は私の治療の終止符であろう。ぎりぎりの最低の保険治療をしながら生き延びるならば歯科から立ち去る覚悟はできている。
常に歯科治療においては次から次へと新しい材料や治療法が出てくる。そして本当に良いものだけが生き残っていく。
メタルの修復物は歯科が始まってから相当に長い歴史の中で最も安定した加工しやすい材料として使用されてきた。一時代を築いてきたがそろそろ終わりだろう。
CAD/CAM技術が発展して今までは加工することができなかった材料が自由に加工できるようになった今は金属を鋳造するような加工は時代遅れなのだと思う。
いずれはすべての金属やもっと硬く材質や理想材料が
CAD/CAMで加工されるであろう。