今日は2件の
インプラントオペである。ここ最近のパターン通りのリピーター2人である。1人目の方は今回で11本目となる。噛む力が強いので昔、神経を他の歯科で取った部位が割れて
インプラントとなった。どんなにメンテナンスを行っていても
マウスピースを一時期入れていただいても割れる方は何度も歯が
根から割れてしまう。このようなケースではほぼ１００％
抜歯となってしまう。とにかく、歯の神経はなるべく抜かないようにするのが歯の寿命を長くするコツである。
2人目は
矯正治療途中の患者様で5�伉�のスペースに最も細いタイプの直径3�弌�11�个�
インプラントを植立となった。
ここ最近は自分も毎日居残りで
技工も行っている。2月からすでに8か月の間に様々なケースをこなしてきて最も難しい前歯のケースにもチャレンジしている。出来栄えはやはりオールセラミックスであることから元の歯に変色がなければ非常になじみむ。しかし、歯の色が茶色系であるとその下地の茶色を呼び見込んでしまうので色合わせが難しくなる。4日前から制作しているのは下顎5本の前歯のケースでありワックスUPは
技工士にしてもらい相関法でその形をコピーしてセラミックの歯を
CAD/CAMで削り出す。削り出した歯をもう一度咬合器に戻してコンタクト調整＋咬合調整、ダイマテリアルで削った歯の色調を再現しそのうえからステインをする。最後にグレーズを行う。ある程度の時間はかかるがすべての治療を自分で最初から最後まで行うことができるので満足度は大きい。
自分ですべての治療を行うことによって今まで見えていなかった気付かなかった点に気づくことができた。印象のクオリティーやもう模型作り、マージン出し、咬合器装着、バイト、形態など非常に勉強になる。究極の歯科治療は自分で最初から最後まで自分の考えで治療ができることかもしれない。
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