一昨日、
インプラントオペをされた患者様のお話している内容を思い出した。私が過去に書いた本を読まれて私のクリニックに通院しようという気になったということと、恥ずかしい話だが私の目をみて決めたということだった。歯で悩まれている方が笑顔で私のクリニックで治療をして笑顔を取り戻すことが一番の喜びである。良い治療をすることは当然なこととしても最終的に患者様が私の勧めた治療に喜んで受けて治療してよかったと思ってもらえなければ本当の成功とはいえないだろう。
治療が始まって、治療が数カ月して終って、3か月に1回のメンテナンスを継続していくうちに長年のうちに信頼関係が深くなっていく。
メインテナンスで問題のない方は私と会えないで終わる患者様も多いと思う。私が登場するのは悪い兆候が見られたときだけである。
その間は担当の歯科衛生士が親身になってメインテナンスに合っている。
最近、旧友に会う機会が増えてきた。40歳にもなるとほとんどの友は家庭を持ち、安定した生活を送るようになっていて、中学、高校時代の仲間が恋しくなる。友人だけは40年間の中でお金では作れない財産であり、会った瞬間にタイムスリップすることができる。友達がどんなに偉くなろうとも昔の友は昔のままである。
このように長年の患者とドクターとの関係は次第に旧友に会うような感覚で患者様をお迎えするようになる。私の昔からの患者様は昔の
星野歯科をよく知っていて、昔の受け付けはどうだったとか、ここが変わった、などとよく覚えている。私の使命は他のクリニックにないサービスと医療を提供することである。