本日は2人の方の
インプラントオペが行われた。午前中の患者様はすでに3回目だっただろうかリピーターである。何度も
インプラントオペを経験した方はあまり緊張感もなくすんなりとオペは終わる。
インプラント治療を受けるようになってからご自分の口の中の環境が非常によくなったと喜ばれていた。午後の患者様は初めての患者様であった。とても緊張され、昨日から眠れないほどであったそうだ。このような方には細心の注意を払って痛くないように怖くないように患者さんのなだめて短時間にオペを終わらすようにしている。オペ時間は7分間であり、患者様は何事もなかったような顔をしていたので成功である。長い期間、
矯正治療、
審美歯科治療、そして本日の
インプラントオペとなった。
お昼休みにはある
インプラントメーカーからいろいろな新しい器具を紹介してもらう。最近はやりのピエゾについて。骨のドリルで穴をあける手法以外にピエゾと呼ばれる超音波振動切削器具にて骨に穴を開け安全にオペをする方法である。機材は私のクリニックにもあるが特殊な形状の先端部分は海外より個人輸入するしかない。
それ以外には来年の2月のITIジャパンシンポジウムにて
ストローマンインプラントのケース発表が決定した。このような場で発表できるのは大変光栄なことである。日本の
ストローマンインプラントを使用するドクターは非常に多くその中からの選出である。
ストローマンインプラントはすでに15年間使用し続けているのすべての細かなシステムの良い点と悪い点を把握している。その中でもまたまた難しい課題を突きつけられたものだ。
『良好な審美的結果を得るための硬軟組織の造成』
この課題は
ストローマンインプラント自身の課題でもあり最も難しい課題であると思う。どんな
インプラントシステムでも腕があればきれいに仕上げることは可能である。長年の経験から1本の前歯のケースならある一定レベル以上に仕上げる自信はある。過去に作った
ストローマンインプラントのケース、ボーンレベル
インプラントのケースを比較しながら発表するしかないだろう。著名な海外のドクターも来るだろうからかなりのプレッシャーである。